「あ、ジョン・ロビンソンの曲と掛けたな。」と分かった人は僕と握手!ジュリアナトキオー!
お世話になっております。
ジュリアナ東京もマハラジャも全盛期のころに行ったことはありません。というより生まれたときにはジュリアナ東京はすでに閉店。マハラジャもすでに下火です。マハラジャに関していえば六本木で復活してるそうですが、田舎者の僕には「六本木」という単語の時点で敷居が高すぎます。でもいいですよね。ジュリアナテクノといいユーロビート、Hi NRGっていうのは。
まあそんなことは心の底からどうでもいいとしてですね。
今回は当店の整備士が東京モーターショーに行ってきたのでその模様をお伝えしようと思います!
中四国グループの他店舗でも東京モーターショーの模様がアップされておりますが・・・、
レヴォーグのこととWRX STIの事ばかりで少し面白くないなと
スバルのみならず他社メーカー様の新型車や部品サプライヤー・アフターマーケット品も大好きな僕。
写真を整備士からいただき店長に恐る恐る「スバル車以外の事を書いてもいいですか・・・?」と伺ったところ
「いいよー。」 by.M店長
・・・との事なので、
写真を見て気になったものをひたすら乗っけようと思います。
最初はレヴォーグプロトタイプ。ほ、ほら。僕もスバル社員ですから最初の紹介くらいはね?
いくらスバル車の事以外も書いていいよって言われても、最初くらいは、ね?ね!?
数年前よりモーターショーで展開されているVizivコンセプトカーより採用されている「BOLDER」デザインを色濃く取り入れてますね。今後次期レヴォーグ市販化を皮切りにこのBOLDERデザインがスバルの車のデザインを標準化していくのでしょうね。
レヴォーグプロトタイプもそうですが、今一番話題なのはWRX STI EJ20 Final Editionでしょう。(文字色をピンクにしたのはやはりSTIと言えばブルーよりもこの色でしょ。というかSTIさん。初期にあったラビットエンブレム復活させてください。)
どうやら新車セールスの話ですと、555台限定販売のところすでに倍率10倍ほどとの事。
ひぇぇ・・・。
よし、レヴォーグプロトタイプのこともファイナルエディションの事も書いたし。
もうスバルの事はいいでしょう。
さて、東京モーターショーには車のみならず、部品供給メーカー等の出品もあるのですが。
社外ホイール大好きマンの私がまず目を引いたのは。
大阪のホイールメーカーレイズさん。
日本でも数少ない鍛造ホイールを製作していることで有名です。
少し車をカスタマイズしたり、チューニングする方は特にTE37やCE28等名作ホイールとして有名です。
またGC8型のSTIホイールも実はレイズ製だったりします。
なぜかG-PARK下関の工場の奥底にある新品のSTIホイール。
センターキャップのエンブレムにレイズのロゴが。スポークデザインからすると初期TE37がベースでしょうね。
そんな有名メーカーにも供給を行い、カスタマイズやチューニング等をする方からの知名度も高いレイズさんも東京モーターショーに出展し、新作ホイールを発表しております。
新作のVolkシリーズやグラムライツシリーズ、HOMURAシリーズ等が展示されていた様です。
またレース用車両にも採用されているホイールの展示も!
ルマン24時間耐久レースで91年のマツダ787以来の日本車で優勝を飾ったトヨタ・TS050 HYBRIDにも採用されていたマグネシウム鍛造ホイールもありますね。(右下の右から2番目)
スバル社員ですが、トヨタが2018年に優勝した時には本当にうれしかったですね・・・!!
ミクニさんのキャブレター。ソレックスキャブの展示も。
現行販売されている市販車はキャブレターではなくより精密な燃料噴射を行えるインジェクターですが、
クラシックカー等はほぼキャブレターが採用されてますし、40年前に出ていた車もいまだにチューニング業界では人気が高いです。特にS30型フェアレディZはいまだに市場でも人気ですよね!
日産L型のヘッド(たぶんL28型)にバイク用であるTMRキャブと4-2-1集合のタコ足(エキゾーストマニホールド)を装着しての展示。渋すぎます・・・。
L型の下にも展示してあるソレックスに換装し、タコ足後にデュアル管を装着すれば定番の「ソレタコデュアル」の完成!
・・・という話をしても通じることが同年代が少ないです。悲しい!
静岡が世界に誇るチューニングメーカー、HKSは現行スイフトをベースに作成されたTRB-04を展示してたようで。
1.4LのK14Cを自社開発部品を用いてのチューニングを行い350psを発生する化け物エンジンに、295mm幅のタイヤも入る様に作成されたオーバーフェンダーなどなど・・・。HKSの威信を感じる車。
ちなみにTRB-04という名前の通り、今まで4台作成されており。
TRB-01はトヨタ・アルテッツァ(諸説あり)
TRB-02は三菱・ランサーエヴォリューション
TRB-03はトヨタ・86
がベースで製作され、TRB(Tsukuba Record Breaker)の名の通り筑波サーキットでのレコードアタッカーとして活躍してました!
HKSはそんな筑波等のサーキットでのタイムアタックやD1等で生かされた部品を市販化してるのですが・・・。
実は当店G-PARK下関でもHKSさんの商品の展示と取扱を行っておりますので、気になる方は是非お声掛けを!僕もマフラーとエキゾーストマニホールドを使用してますが性能品質共に確かなものです!本当におすすめです!
なお、同時開催で東京スーパーカーディも開催されていて、有名なスーパーカーも集まり
フェラーリ初のミッドシップレイアウトとV6エンジンを採用し、現在のスモールフェラーリの祖となったDINO246GT。そして「フェラーリのエンブレム」を唯一新車状態では装着していないフェラーリ。
このエンブレムに込められた意味は深い深ーい意味があるので是非調べてみてください。
DINO246GTと同時期に誕生したランボルギーニ・ミウラ。当時世界初のミッドシップにV12エンジンを横向きに搭載し、その後ランボルギーニを代表する車種、カウンタックのデザイナーでもあるマルチェロガンディーニ氏がベルトーネ在籍時代にデザインしたボディがホント虜です。展示車両はヘッドライトの「まつ毛」がないので385馬力のP400SVですね。
バブルの時代に「走る不動産」と称されたフェラーリF40。純粋に走ることだけを目的とされ、電子デバイスやドライバーへのアシスト(ブレーキサーボ・パワーステアリング等)も一切ない。そんな車体に480ps近くを発生する3LツインターボV8エンジンがミッドシップに搭載されているスパルタンという単語が似合いすぎている車。当時のF1ドライバーで開発に参加したゲルハルト・ベルガーですら「雨の日に乗りたくない」と言わしめたある意味での名車です。
後継車種のF50も。「公道を走れるF1カー」を目指して作成されたこの車は名の通りエンジンは当時のフェラーリのF1マシンF92Aに搭載されていたTipo 040型V12エンジンをロードゴーイング向けに改良したもの。F40の反省(?)を生かして、内装は豪華な物となってます。
どの車も日常生活ではホント縁無き車ですので、生で見れるというのはうらやましい限りです。
ホンダのブースさんも面白いものがあったので紹介を。
ホンダジェットのモックアップと
ホンダジェットに搭載されているHF120エンジン!
実物だそうです。ゴイスー!
実際のエンジン音を録音したものも聞けたそうですよ。
後、歴代F1マシンも展示されており・・・。
ホンダがF1で初優勝を飾ったRA272。
ここはモナコ。モンテカルロ、絶対に抜けない!
えぇ、これがやりたかっただけです。すいません。
最近のF1マシンも展示。実は最近のF1はよくわからないのです語れませんすいません。
しかし、こうやってみると年々どうやってF1マシンが変革を遂げてきたのかというのがよくわかります。
昔からホンダのこういったスポーツマインドあふれる展示は好きです。
コンセプトカーや市販車を展示してあるのはなにも普通車だけではなく、トラックも展示してあるそうなのですが、驚いたのがこれ。
いすゞのコンセプトカーだそうですが、なんでしょうこの・・・。
マッハGOGO感!
エアダクトなんかの造形がかっこよすぎます・・・。
タイヤとかどうなってんのそれ?そもそもゴムなの??って感じです。
未来だとこんなトラックが走るのでしょうか・・・??
UDトラックは新興国向けのトラックの展示も。
グリル周りやライト周りをルーバーで覆っているのはやはり障害物が多いからでしょうか・・・??
日本ではまず見られないので希少ですね。
さて、(独断と偏見で)抜粋した東京モーターショーの様子。
実際に見て触った整備士は「楽しかった!」と満面の笑みで語っておりました!!
自分もいつか行ってみたいな~という希望を胸に今日も仕事に励みます。
だらだらと長い文章にお付き合いいただいてありがとうございました!!
P.S.
羽田空港で駐機中の全日空ボーイング787-8ドリームライナー。
伊丹空港行の機体ですね。まだ乗ったことないので乗ってみたいです。